ヘアサロンや美容院でお店の看板として掲載されるヘアスタイル写真はお店の思想を伝える重要な役割です。
そのためヘアスタイル写真に選ばれるサロンモデル(通称:サロモ)を撮影するときはコストや時間をかけてイメージ写真を作り上げり必要があります。
しかしChatGPTなどの生成AIの技術革新でサロンモデルもAIが作り上げサロンモデルとして台頭してきました。
ヘアサロンや美容室でヘアカットするスタイリストは生成ヘアモデルに合わした髪を切るテクニックが必要とされます。
生成AIサロンモデルは撮影代、サロンモデル費用、写真加工といったヘアサロン特有の固定費を下げるメリットがあります。
この記事では具体的な使い方、AIヘアモデル写真の購入方法、ヘアサロンでの予約実績など詳しく解説していきます。
見分けがつきますか?
下記①②③④画像の中で生成AIが作ったAIサロンモデル(AIヘアモデル)の見分けはつきますか?
答えは①②③④すべてAIで生成したカットモデルになります。
美容師はただでさえ忙しい日々の業務、休み時間にSNSを使いサロモを探しから交渉、カット、撮影まで大変な労力です。
この画像レベルなら仕事の効率化を図るために生成画像を使ったAIカットモデルを広告塔に使ってみてはどうでしょうか?
生成AIでサロンモデルを作成するために
美容室やヘアサロンといったビジネスに活用できる画像レベルにはプロンプトの使いこなしが重要になってきます。
プロンプトとは画像を自由自在に出力するためのコマンド(呪文)になります。
画像生成AIにプロンプトで日本人を指定しても顔の特徴が中国系やアジア系の個性が出てしまうことが多かったのですが、
【Stability AI】【SeaArt】の登場で美しくリアルな日本人らしさを出したモデルが生成できるようになり技術革新が引き起こっています。
そのために日本人向けに使われているAI生成モデルはStability AIの有料プラン(月額20ドル)作られていることが多いです。
興味ある方は自分でAIサロンモデルを作成してみてはどうでしょうか。
ランキング上位にAI生成サロンモデルが登場している!?
ヘアースタイルの教科書であるホットペッパービューティの人気ヘアスタイルランキングにAIヘアサロンモデルが登場しています。
登場と呼ぶよりいつの間にか生成AI画像だれけになっています。
毎週木曜日に更新される人気ヘアスタイルランキングは美容室やヘアサロン側も上位を狙うために注力しており
閲覧ユーザーに多くの選択肢を与えられる有益なイメージ写真として評価されています。
もちろんヘアサロン側は人気ヘアスタイルランキングにAIヘアサロンモデルを掲載してることは伏せていますが見る人が見れば分かります。
現在はワンカット写真で掲載してる店舗が目立ちます。
なぜなら、閲覧者からの口コミや評価、アクセスが多いと上位表示されるように設定されています。
もちろん、人気ヘアスタイルランキングは掲載料金を多く支払ってる美容サロンが上位に入りやすい傾向もあります。
ホットペッパービューティの写真を見ていると数パーセントは使われています。人気ヘアスタイルランキングの上位にもAI生成モデルの写真を5枚発見しました。
ホットペッパービューティ側は規制している
AIサロンモデルやAI生成カットモデルに対してホットペッパービューティ側はイメージ画像について規制しています。
【写真・動画に関する広告作成ルール】
◆イメージ画像の使用について
・実際に受けることのできない商品・サービスなどを表すイメージ写真はご使用できません。
・スタイリストに紐づくスタイル写真に著作権フリー写真を使用することはできません。
再現性がないため必ずスタイリストが作ったスタイル写真を使用してください。
※イメージ画像にAI画像/動画も含みます例)
×著作権フリー写真をイメージ写真としてスタイル写真で使用する
×商材メーカーやディーラーが制作したスタイル写真を使用する
×他店舗のスタイリストが作ったスタイル写真を使用する
×AI画像をスタイル写真で使用する
×AI画像を施術中写真で使用する
※著作権や肖像権があるものは事前に権利者への許諾確認をしてください。極力その店舗で撮影した写真をご利用ください。
※ホットペッパービューティAI画像/動画の掲載について引用
ホットペッパービューティに生成画像モデルをスタイル写真に掲載している店舗が増えたのでガイドラインに追記したことが分かります。
人物を使ったモデルと生成AI画像との見分けが難しくなったきたので、今後も掲載は増えていくことが予想できます。
現在も人気ヘアスタイルランキングの上位にAIサロンモデルが表示されています。
その理由は閲覧者からの口コミ数の多さ、イメージ写真の評価が高いことご考えられます。
AI画像をスタイルで掲載することは規制の対象ですが表示されているてことは
『AI画像だと気づいていない?』
『AI画像を証明できる根拠がない?』
など考えられます。
ホットペッパービューティ側の規制は閲覧者から『AI生成でされたカットモデルも選択肢の一つ』と求められることで変わるのでしょうか?
AIサロンモデルの登場で利用者が選ぶイメージ写真の過渡期がきたと考えられます。
美容師・スタイリストも賛否両論
AIサロンモデルに対して美容師やスタイリストも賛成や反対とどちらの意見はネット上に書いてあります。
■細かい場所まで創造性が発揮でき、選択の幅が広がる
■イメージ画像に対する制作コストを大幅に削減できる
■AI画像であることを利用者に伝えることでトラブルを防げる
■AI画像も自分で考え表現できる範囲の髪型でオリジナルスタイル
■髪型のイメージを伝える手段の一つ
■アート作品を販売するのではなく、技実力を見てほしい
■自分が作ったスタイルを見てもらいたい
■実写と違いすべてAI顔に見える
■美容室で提供したカットテクニックやカラーが反映していない
生成AIの急速な発展で法整備が整っていません。
AIサロンモデルに対して『虚像』『アート作品』と判断することは閲覧者ではないでしょうか。
イメージ写真がAIサロンモデルと知った上でヘアサロンに予約する、口コミや質問する閲覧者も考えられます。
閲覧者が『満足できるヘアースタイル』に近づける新しい選択ツールと考えたいものです。
口コミや評価を募集
美容サロン関係者の皆様へ
AIサロンモデルに対してのご意見をお待ちしています。
集客効果を取材してみた!
あるエリア、あるスタイルで人気ヘアスタイルランキングの上位に表示していたヘアサロンに注目です。
そのヘアサロンはAIサロンモデル、AIカットモデルのイメージ写真を使用しながらランキング上位をキープしています。
思い切って電話取材を申し込むと、店舗名を伏せることで了承を得られたので一部を公開します。
生成AIで作成したサロンモデルやカットモデルの写真は利用していますか?
はい。AIサロンモデルは公式HPや宣伝素材として一部ですが取り入れています。
AIサロンモデルのメリットはどういったところにありますか?またデメリットもありますか?
生成AIでのサロンモデルの活用は従来の撮影作業と比較してコストや時間、作業に置いて大幅に軽減できる点や、モデルさんを呼ばなくても新しいスタイルをお客様に提案できる点などメリットはたくさんあると思います。
デメリットはAIサロンモデルの利用を認めない美容関係者がおられることです。
たしかにカットモデルは美容師さんの技術力を表現したイメージがありますし、『自分もその髪型にしてみたい』と思うことがあります。
当店のように田舎にあるヘアサロンはモデルさんを見つけることが大変です。新しいイメージをお客様に伝えたくてもモデルさんが見つからないと表現できなかったけど、AIサロンモデルの登場で大きく変わりました。
都市にある美容院や美容サロンはモデルや資金、スタジオや機材など十分にそろっていますね。
都会からは離れてる地域の方が、AIサロンモデルのイメージ写真の有効活用が大きいと思いますね。
どういった活用方法がありますか?
今までは宣伝用のイメージ写真をたくさん使えなっかたのですが、今では新しいスタイルが完成するとAIサロンモデルを使って発信しています。インスタやホットペッパーでの反響はとても大きいです。
もしかして、ホットペッパーのランキング上位に入っているイメージ写真はAIサロンモデルですか?
はい。こっそり利用しています。見分けがつかない方が多いようでお問い合わせ頂いたお客様には生成AIでつくったイメージ画像と説明するようにしています。
あれだけ上位なので予約もだいぶ増えていませんか?
はい。正直キャパオーバーの予約を頂き断っている場合もあります。わざわざ都会に通っていたお客様が地元に戻ってきてる実感があります。
キャパオーバーはすごいですね。売上ですと2倍とか3倍ですか?
そうですね。担当スタイリストは10倍近く上がったと思います。相乗効果で他スタイリストも新しいスタイルを考えるようになりお店の売上も順調に伸びています。
AIサロンモデルのイメージ写真とお客さんに説明したときの反応はどうですか?
生成AI画像と気づいていない方が多いので驚かれることが一番ですね。なかには『本当に写真通りに切れるの』と不安をもつお客様もおられます。
お客様が持ち込んできた雑誌やインタネットの写真を見てカットすることも多いので、イメージ通りに切れない美容師は当店にはいません。ヘアサロンは多いのでお客様のイメージ通りに切れないスタイリストがいるお店は淘汰されますね。
AIサロンモデルの写真はどのように作成していますか?
生成AI画像の専門業者と打ち合わせしながらイメージ写真を作っています。流行り廃りが激しい業界ですので新しいスタイルにアンテを高くはるようにしています。
ホットペッパー側から『AI画像の削除要請』などAI画像への通達は来ませんか?
はい。何も連絡は頂いていません。ホットペッパー側も気づいてないのか?AI画像と断定する証拠がないのか?理由は分かりません。
今後もAIサロンモデルのイメージ画像の利用を増やしていきますか?
はい。AIサロンモデルの利用や活用方法は増えていくと思います。動画や複数カットでより鮮明にお客様にイメージを伝えられるアイテムになると思います。
※電話取材の内容を一部抜粋して記載しています。
取材してみてAIサロンモデルの登場で大きく美容サロン業界が変わる渦中に身をおいているようです。
AIサロンモデルは髪型やスタイルを具現化できる手段として、活用はまだ始まったばかりです。
しかしホットペッパービューティ側は生成AIでつくられたイメージ写真の使用を認めていません。
もし発覚すると警告やペナルティーくるかもしれないので利用は自己判断にてお願いします。
生成AIモデルを購入するために
生成AIでつくられたサロンモデルのイメージ写真を購入するにあたり注意する点があります。
画像クオリティが低い生成画像モデルを購入するとユーザーに不信感がつのります。
指先や背景、細かいアクセサリーなどAIにもエラーを出す弱点があるので購入前には必ず細部までチェックしてください。
=チェックする箇所=
□背景になっている壁や影が歪んだり、消えたりしていないか
□ピアスやボタン、ベルト、指輪など小さい装飾品を拡大して確認
□髪がまとまりすぎ、不自然な毛流れなど髪の毛に対する違和感
生成AI画像は顔や身体が綺麗で整いすぎで、ポージングも完璧アングルで構築する点が特徴ですがデメリットにもなります。
HPや雑誌に写真を並べたときに目立ちすぎではないか?不自然な点はないか?
全体と比較することで生成AI画像が目立つことで怪しまれます。
綺麗すぎない、一般人に見える生成AIモデルの購入をオススメします。
美容サロン関係者が制作するAIサロンモデルが有効
生成AI画像はリアルな人間を効果的に描く専門の技術者がプロンプトで設計します。
リアルな人間を表現できても髪型やカラー、最流行りスタイルに関してはズブの素人のためか違和感を感じる生成AIモデルも多いです。
ジャンル違いのエンジニアが副業で試行錯誤しながら美少女、美青年を描いて販売していると考えられます。
美容業界に精通しいてる技術者に制作をお願いすれば、豊富なアイデアいから『心が動く新しいスタイル』を創造できます。
AIサロンモデルは広告塔になり集客に繋がらないと意味がありません。
美容サロン業界の知識があり、カスタマイズやニーズを理解できる制作会社を選ぶようにしてください。
※参考となるAI画像販売店はコチラ
Salon Style AIより当サイト専用のクーポンコードが届きましたのでご利用ください。
【500円割引クーポンコード】20241017
まとめ
美容業界に働き方をかえようとしている生成AI画像を使ったサロンモデル写真の流れが押し寄せています。
モデルを選びカットして撮影、編集といったイメージ写真作りは美容師さんにとって『ハードだが大切な作業』でした。
髪を切る、髪をスタイルする利用者にとっても新しいイメージが選択肢の一つになりましたが、著作権や利用方法に制限があることも現実です。
AIを取り入れることでヘアスタイルを自動でシミュレーションできるヘアメニューツールも登場しています。
いずれは人間に変わり自動でカットするロボット、カラーやもパーマも自動化できるテクノロジーが出てくるかもしれません。
私達の生活を豊かにするために美容サロン業界の新しいAIの流れは、今後も止まらないのではないでしょうか。