2026年の午年(うま年)に注目を集めているのが、東京都台東区に鎮座する矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)です。
馬とゆかりの深い矢先稲荷神社は、特に午年に金運上昇のご神徳が強まるといわれています。
さらに、矢先稲荷神社は「浅草名所七福神」のひとつでもあり、七福神巡りとして訪れる人が後を絶ちません。
- 2026年の午年に参拝すると何が特別なの?
- 強力な金運パワースポットはどこ?
- 浅草名所七福神巡りとは?
- 午年に縁起がいいもの?
など、気になることがたくさんありますよね。
そこで今回は、2026年の午年に訪れたい矢先稲荷神社について解説します。
うま年に縁起が良いものや金運上昇にご利益がある授与品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
2026年の午年(うま年)に矢先稲荷神社が注目される理由

2026年の午年に矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)が注目される理由について解説します。
矢先稲荷神社は、午年に関連する馬のモチーフが多く、縁起の良さで注目されている金運パワースポットです。
矢先稲荷神社は午年と縁のあるエネルギーが感じられることから、運気を高めたいと願う多くの参拝者が訪れているようです。
「日本馬乗史」の天井絵が圧巻

矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)が午年に注目される理由のひとつが、拝殿の天井に描かれた「日本馬乗史」です。
この絵は、江戸時代の狩野派の流れをくむ海老根駿堂先生が5年かけて制作したもので、馬の装束や騎手の姿が細密に表現されています。
天井には神武天皇の時代から近代までの騎馬文化が100枚にも及んで描かれており、その迫力と歴史的価値は圧巻の一言。
馬は古くから「財運」や「出世運」を象徴する存在とされているため、2026年の午年にこの天井絵と向き合うことは、大きな開運アクションになるでしょう。
著名人が奉納した馬の像
午年に矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)が注目されるのは、拝殿内に数々の著名人が奉納した馬の像が飾られているからです。
これらの馬の像は「勝負運」や「金運」の象徴として崇敬され、2026年の午年にはより一層のご利益を求める参拝者で賑わいます。
目を引くのが、元総理大臣・中曽根康弘の名で奉納された像や、馬の彫刻の第一人者・後藤信夫による作品。
さらなる飛躍を願う人は、ぜひ拝殿の馬の像もチェックしてみましょう。
御朱印に馬の文字が入っている
午年に矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)で注目されているのが、「馬」の甲骨文字がデザインされた御朱印です。
この御朱印には、神社の由来である浅草三十三間堂の「矢先」にちなむ的の意匠もあしらわれ、まさに勝負運や開運を象徴する一枚となっています。
馬は古くから「勝ち運」を授ける存在とされているため、2026年の午年にこの御朱印を受け取ることで、大きな流れを引き寄せられるでしょう。
午年の運気を味方につけたいなら、この御朱印が強力な開運アイテムになるはずです。
場所 | 金額 |
---|---|
社務所(9:00~16:30) | 500円 |
午年(うま年)に縁起が良いものとは?

うま年に縁起が良いとされるものについて解説します。
干支の中でも午(うま)は、勝ち運や金運を呼び込む動物として知られており、馬に関連したアイテムを身近に置くことで開運効果が高まるとされています。
金運上昇の流れに乗るためにも、午年ならではの縁起物をぜひ取り入れてみてください。
馬の置物や絵
うま年におすすめの縁起物のひとつが、馬の置物や絵です。
馬は「前進」や「飛躍」の象徴であり、駆ける馬や足を高く上げた馬の姿は、チャンスを呼び込むとされています。
馬の置物や絵は家の真南に飾ると金運上昇に良いとされ、風水ではおすすめの配置。
午年のエネルギーを味方につけたい人にとって、こうした馬の縁起物は運気を呼び込む心強いアイテムになるでしょう。
馬のお守り
うま年にぴったりの縁起物として人気を集めているのが、「馬のお守り」です。
古くから馬は神様の乗り物とされており、干支が午年である2026年には例年以上に人気が高まることが予想されます。
矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)には馬をモチーフとしたお守りがあるので、参拝時にはぜひ手に取ってみてください。
馬のお守りを肌身離さず持つことで、きっと金運上昇や開運効果を感じられるでしょう。
お守り | ご利益 | 概要 |
---|---|---|
縁起神馬根付 | 開運・所願成就 | ストラップが付いた小さな馬のお守り |
神馬護守 | 開運厄除け | 小さな馬の置物型のお守り |
午年の干支グッズ
2026年の午年(うま年)には、その年限定の干支グッズを取り入れることで開運効果が高まるとされています。
干支のパワーを日常生活に自然に取り入れられることから、毎年楽しみにしている人も少なくありません。
矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)でも、午年にちなんだデザインの授与品が登場します。
- 馬がモチーフのお守り
- 馬が描かれた絵馬
- 馬の文字が入った御朱印
- 干支守り
午年のスタートを明るく前向きに迎えるために、自分にぴったりの干支グッズを選んでみてはいかがでしょうか。
矢先稲荷神社のご利益

矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)で授かれる代表的なご利益について解説します。
古くから矢先稲荷神社には、「商売繁盛・勝負運・金運上昇」といった強いご神徳があると信仰されてきました。
参拝する目的に合わせて祈願することで、より深く神様とご縁をつなげられるでしょう。
商売繁盛
矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)で有名なのが、商売繁盛のご利益です。
御祭神の倉稲魂命は、名前に「稲」の字を持つことから五穀豊穣や食物を司る神様として知られています。
「ウカ」は食物を意味する古語とされており、その名が示す通り稲や穀物を通じた豊かさをもたらす存在。
そのため、飲食業や商業に携わる人たちから特に厚い信仰を集めており、事業成功や経済的な繁栄を願う場として親しまれています。
勝負運アップ
矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)は、勝負運アップを願う人たちに支持されている神社です。
神社の名前にある「矢先」は、「的を射抜く」「狙いを定める」といった意味を持ち、まさに勝負に挑む人にふさわしい場所といえるでしょう。
この場所はもともと、江戸時代に徳川家光が三十三間堂を建て、弓の技を磨くための「通し矢」が盛んに行われた地でもあります。
多くの武人や武将たちが名誉を懸けて技を競った背景があり、現在も「勝負の神」としての信仰が根強く残っているのです。
人生の大一番を迎える前に、強い意志を矢先稲荷神社に託してみてはいかがでしょうか。
金運上昇(福禄寿)
矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)で知られているのが、財運・金運上昇のご利益です。
金運に強い倉稲魂命のみならず財の象徴である福禄寿も祀られているため、強力なご神徳を授かれます。
福禄寿は「福(幸福)・禄(財産)・寿(長寿)」を司る七福神の一柱であり、特に「禄」は金運に直結するご利益をもたらしてくれるでしょう。
2026年の午年(うま年)には、金運と相性が良い「馬」との縁も相まって、矢先稲荷神社での祈願がより効果的だと期待されています。
矢先稲荷神社の金運パワースポット3選

矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)で人気の金運パワースポットを紹介します。
矢先稲荷神社には、財運に強い福禄寿像や力強い生命力を秘めた大イチョウといった金運パワースポットがあります。
参拝の際はにしっかりと祈願することで、金運上昇の後押しが得られるでしょう。
福禄寿像
矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)で人気の金運パワースポットは、福禄寿像です。
拝殿の右手に鎮座するこの像は、金運・財運・長寿を授ける「三福の神」として知られています。
とくに「禄」は財を授ける力を持つとされ、金運上昇を願う多くの参拝者がここで手を合わせています。
2026年の午年(うま年)に福禄寿像へ祈りを捧げれば、きっと幸運が次々に舞い込んでくるでしょう。
御神木の大イチョウ

矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)の金運パワースポットのひとつが、御神木の大イチョウです。
境内にそびえるこの大イチョウは台東区の保護樹木にも指定されており、長年にわたって参拝者を見守ってきました。
秋になると黄金色に輝く大イチョウを、金運上昇の開運待ち受け画像として写真に収める人も少なくありません。
その場に立つだけで運気の流れが整うと感じる人も多く、自然のエネルギーを受けたいと願う人にはぴったりの場所だといえるでしょう。
浅草名所七福神巡りで金運アップ!
金運上昇のご利益がすごいと人気の浅草名所七福神巡りについて解説します。
金運上昇を願う人は、ぜひ七福神の福徳を一度に授かれる浅草名所七福神巡りにチャレンジしてみましょう。
お正月に巡拝もいいですが、混雑を避けてスムーズにじっくり巡りたいなら
お好きな神社から好きなタイミングで巡拝してみましょう。
浅草名所七福神巡りとは

浅草名所七福神巡りとは、浅草にある九つの神社仏閣をめぐり七福神それぞれのご利益を授かる開運コースのこと。
「九」は、古くから縁起の良い最大の数とされてきました。
さらに「九」は、人や福を集める象徴として知られる漢字の「鳩」にも含まれています。
七福神はそれぞれ異なるご利益を持つため、九社すべてを巡ることで大きな開運につながると信じられています。
参拝の順番に決まりはないので、回りやすい順路を選んでくださいね。
浅草名所七福神巡りは、全行程は約7km、徒歩でおよそ4時間ほどで回れるため、観光がてら楽しめるでしょう。
浅草名所七福神巡りの九社を紹介
神社名 | 七福神 | 主なご利益 |
---|---|---|
浅草寺 | 恵比須神 | 商売繁盛・金運上昇 |
浅草神社 | 大黒天 | 五穀豊穣・財運アップ |
待乳山聖天 | 毘沙門天 | 勝ち運 |
今戸神社 | 福禄寿 | 幸運・財運・健康運 |
石浜神社 | 寿老神 | 長寿 |
橋場不動尊 | 布袋尊 | 子宝・良縁 |
吉原神社 | 弁財天 | 芸能・学業 |
鷲神社 | 寿老人 | 長寿 |
矢先稲荷神社 | 福禄寿 | 幸運・財運・健康運 |
各神社ではそれぞれ異なる福神が祀られており、願いごとに合わせてルートを選ぶのも楽しいポイント。
参拝する浅草名所七福神は浅草一帯に点在しており、観光がてら気軽に巡れるのも魅力だといえるでしょう。
浅草名所七福神巡りで人気の授与品
浅草名所七福神巡りでは開運を象徴する授与品が準備されており、参拝者の大きな楽しみのひとつとなっています。
中でも以下のアイテムは、金運上昇を願う人にとって特別な意味を持つものとなるでしょう。
授与品 | 概要 |
---|---|
福笹 | 浅草名所七福神で福絵馬をいただき、笹につけて完成させる |
色紙 | オリジナルの色紙に浅草名所七福神の御朱印を受ける |
福絵 | 浅草名所七福神の寺社名と七福神の絵が描かれた紙に御朱印を受ける |
これらの授与品は、ただの記念品にとどまらず、参拝の証として強いご利益を感じられると人気を集めています。
矢先稲荷神社の基本情報
矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)の起源は、江戸時代の寛永19年(1642年)にまでさかのぼります。
三代将軍の徳川家光が武術奨励のため、浅草に京都の三十三間堂を模した建物を建立しました。
その通し矢の的先に鎮座したことから、「矢先稲荷」と名付けられたと伝えられています。
この神社は、三十三間堂の守護神として稲荷神を祀り、多くの武士や庶民に崇敬されてきました。
現在では、勝負運や金運のご利益があるパワースポットとして注目を集めています。
公式サイト | http://www.asakusa7.jp/yasaki.html |
住所 | 東京都台東区松が谷2丁目14−1 |
電話番号 | 03-3844-0652 |
参拝時間 | 9:00~16:30 |
アクセス | 東京メトロ銀座線「田原町駅」「稲荷町駅」 徒歩7分 |
駐車場 | 無し ※近くにコインパーキングあり |
まとめ

今回は、午年(うま年)の参拝におすすめな矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)について解説しました。
- 矢先稲荷神社は馬にゆかりがある神社
- うま年に縁起が良いものは、馬の絵や置物など
- 矢先稲荷神社は浅草名所七福神巡りの1つ
「日本乗馬史」の天井絵や拝殿内に飾られている馬の置物など、矢先稲荷神社は午年に注目されている神社です。
2026年はぜひ矢先稲荷神社を参拝して、たくさんのご利益を授かってくださいね。
