美容師さんの目標とは?将来の夢や新人さんへのアドバイスも調査
『美容師としてどのような目標を決めるべきかわからない?』
『他の美容師さんは、どのような目標を持っているのだろう?』
とお悩みの方へ。
現役の美容師さんはどのような目標を持っているのか気になりませんか?
将来の大きな夢から直近の目標まで、現役の美容師さんにアンケートを取ってみました。
目標設定に悩んでいる方はぜひ最後までお読みください。
今回は以下の現役美容師さん・オーナーさんにアンケートをお願いしました。
・42才 女性 22年 オーナー
・23才 男性 3年 アシスタント
・46才 男性 23年 オーナー
・23才 女性 2年 アシスタント
・25才 男性 5年 スタイリスト
2025年7月:関西エリアの美容サロンでアンケート実施
仕事における将来の目標や夢はなんですか?

プロとして活躍している美容師の方は、どのような目標や夢を持っているのでしょうか?
アンケートの回答内容をご紹介します。
独立開業
「いつかは独立して自分のお店を持ちたい」とは、多くの美容師さんが抱く夢ではないでしょうか。
今回のアンケートでは、特に男性美容師の方が目標として「独立開業」と回答してくださいました。
一般的に、男性は女性よりも独立志向が高い傾向にあります。
またコロナ禍など時代の流れもあり、従業員として勤め続けることに不安を抱き、独立を目指す方もいらっしゃるようです。
女性の美容師さんは独立志向が低い傾向にあるものの、結婚や出産後も勤務を続けられるか?と不安を抱く方は少なくありません。
ワークライフバランスを考えると、独立によって子育てしやすい働き方を目指すのも一案でしょう。
店舗を増やしたい
すでにサロンオーナーとして美容室を経営している方からは、店舗を増やしたいという回答をいただきました。
独立して自分のお店を持った後は、「もっとお店を増やしたい!」と思うサロンオーナーの方は多いものです。
お店を増やす背景には、好調なケースとそうでないケースの2パターンがあります。
好調なケースでは、予約が多く1つの店舗では対応しきれず、キャパシティを増やすためにお店を増やすという流れです。
育て上げたスタッフも増えれば、姉妹店となる2号店を安心して任すこともできます。
一方で1つ目の店舗で売上が思わしくなく、収益を上げるために無理をして2号店を出すというケースもあります。
この場合忙しさは倍増するとしても、収益が増えなければ、店舗運営を続けることは簡単ではありません。
多店舗展開は多くのサロンオーナーさんの目標ではありますが、収益を上げるためには人材や技術、集客など多くの要素が必要となります。
その他の回答にあった将来の目標や夢
その他としては、仕事と家庭の両立やスタイリストとしてのキャリアアップといった回答をいただきました。
男女問わず、家庭を持つと仕事と家庭の両立が課題となります。
特に子どもが生まれると、保育園の送り迎えや急な発熱によるお迎えなどに対応しなければならず、しばしば欠勤や早退となることもあるでしょう。
お客様や店舗に迷惑をかけないよう工夫しながら家庭を守っていくことは、簡単なことではありません。
勤めている美容室のオーナーや他のスタッフにも協力してもらうなど、工夫が必要です。
またスタイリストの中でも技術やセンスに優れているトップスタイリストは、多くの美容師の憧れです。
年功序列で自動的に手に入る役職ではなく、ご自身の経験や才能、努力が必要となります。
直近での仕事における目標はなんですか?

現役美容師さんが、直近で掲げているお仕事の目標についてもアンケートを取ってみました。
デビューしたい
「早くスタイリストとしてデビューしたい」という回答を2件いただきました。
アシスタントとして日々頑張っている美容師さんは、スタイリストデビューを直近の目標としている方がほとんどです。
アシスタントという立場は「見習い」と同じで、ヘアサロンでは薬剤や道具の準備、お客さんの案内や会計といった雑務を担い、スタイリストのサポートを行います。
スタイリストとしてデビューできれば、基本給に加えて歩合給が上乗せされることも多く、収入アップが期待できるのです。
売上やお客の数を増やしたい
美容師さんの多くは「将来は独立開業したい」「自分のお店を持ちたい」と思うものですが、
いざオーナーになれば、売上やお客様の数を増やすよう努力しなければなりません。
そのために、集客やスタッフの育成、売上アップなどやるべきことがたくさんあります。
しかし自分のお店なら働き方も調整できますし、好きな商材を使ったり内装を自分好みにしたりできます。
頑張るほど収入もアップするので、うまく行けば美容室に勤務していた時よりも稼げるでしょう。
社員を成長させたい
サロン経営ではいかに有能なスタッフを育てるかが大きな課題であり、成長が売り上げに直結するといっても過言ではありません。
優秀なスタッフが増えれば、その分オーナーの業務の負担が減ります。
技術力や接客スキルが高ければリピーターも増えやすく、オーナー不在でも店舗を運営できるようになるでしょう。
美容業界は華やかなイメージが強い反面、労働時間の長さや人間関係などで早期退職するスタッフも多いものです。
しかし日本全体が働き方改革を意識しているため、美容業界も長時間残業や休日出勤を制限したり給与を見直したりと、働きやすい環境に変化し始めています。
上記の通り、現役美容師さんに「直近での目標」を聞いてみた結果、デビューや売上に関する内容が多く集まりました。
美容師さんの目標は時代の変化も影響している
以前はコンテストやヘアーショーで優勝したいなど、営業以外を目標とする声が多かったのですが、昨今ではそういった声をあまり聞かなくなりました。
そういう意味では、美容師さん自身にアーティストという感覚が少なくなっている印象です。
1990年代ごろからカリスマ美容師という言葉が流行り、過去には美容師さんを題材としたドラマが作られるなど、一時期美容師さんという仕事が大きく注目されました。
そのころに美容師を志した人と、昨今の人では、仕事に対するイメージやビジョンに違いがあるのかもしれません。
「目標が決まらない」と悩む新人美容師さんへのアドバイス

最後に、現役美容師の皆さんに目標設定に悩む美容師さんへのアドバイスを聞いてみました。
先輩へ相談する
目標設定に悩んだら、身近にいる先輩へ相談したほうが良いという回答が多く集まりました。
同じ業界で働いている先輩なら、実務に即した有効なアドバイスをしてくれるでしょう。
一緒に働いている先輩なら自分のことも知っているので、より具体的なヒントをくれるかもしれません。
その他に頂いたアドバイス
「自分は将来どんな美容師になりたいのか?」
「自分にはどんな強み(ウリ)があるのだろう」
など、自己分析をすることは大変重要です。
一度自己分析をしてみると、新たな目標が生まれるかもしれません。
また将来の目標が定まらないときは、まずは半年後や1年後など身近な目標設定からスタートするのが良いというアドバイスもありました。
コロナ禍によって美容業界も大きなダメージを受けており、コロナ禍以降に入社した美容師さんは、
先輩美容師さんとの食事会やコミュニケーションを取る機会が少ない傾向にあるようです。
その結果、上記のような「目標をどのように決めるべきかわからない」などの悩みを相談する場が少なく、人知れず悩んでいる美容師さんも増えています。
どの業界においても先輩は良き相談相手となってくれるため、日ごろから良い関係を築くためにも、世代別の関わり方も考える必要があるでしょう。
まとめ
美容師さんの目標設定について、現役美容師さんにいただいたアンケート結果をご紹介しました。
「デビューしたい」「独立開業したい」など、多くの美容師さんが自分の目標を掲げ、そこに向かって努力しています。
美容師としての目標設定に悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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仕事と家庭の両立が目標です。