西洋占星術を使う占い師は的中率が高い？世界中で利用される理由！

占いは様々な形を通して世界中で利用され、とくに星を使った占いは人間の運命や未来予知するために現代でも愛されています。

日本で有名な12星座占いは運勢や性格、お金や恋愛の相性など朝のテレビ番組やネットから情報を得て親しまれています。

12星座占いは星座の位置から未来を視れる力があり、多くの気づきをもたらしてくれます。

星座占いや星占いは良く耳にする言葉ですが西洋占星術はまだ認知度が低いかもしれません。

西洋占星術の一部、簡易版が12星座占い（星座占い）や太陽星占い（星占い）として使われています。

この記事では西洋占星術やホロスコープ、星座占いの基本など分かりやすく解説していきます。

西洋占星術とは

西洋占星術は太陽が動く道筋に沿って動く12星座を使い太陽系10天体の位置を計測して運勢や運命を占う方法です。

天体の動きを分析することで才能や強み、未来の人間関係までも導き出せます。

古くから星の位置は人々の生活を良化する指針に使われており、西洋占星術は指針が発展した形とも言えます。

西洋占星術では星の配置を示したホロスコープが必要になり、その配置を読み解くことで未来を視ることができます。

ホロスコープを作成するには生年月日と生まれた時間、生まれた場所も必要になります。

ネイタルチャート、いわゆる『出生図』を作成して、

生まれた時間と場所から見て10天体のどこを指しているかがポイントになります。

西洋占星術のメリット

西洋占星術で占うと自分を理解して向いてるジャンルや強みが分かり、人生を生きていくエッセンスが得られます。

生まれた瞬間の位置、出生図から現在の星の位置を読み解くことで『いつ頃にどんなことが起こる』といった具体的なタイミングまでも掴めます。

西洋占星術は何でも指し示してくれる反面、頼り過ぎると自分で決断できなくデメリットもあります。

ホロスコープはすべてが視える

ホロスコープは天体（惑星）・サイン（星座）の位置をグラフであらわし、誕生日、時間、場所を固定させたネイタルチャート（出生図）です。

ネイタルチャートから天体の角度を読み解くアスペクト、行動パターンや反応を読み解きます。

ホロスコープには12個に分割したハウス（領域）があり、人生で起こる具体的な未来を示してくれます。

天体（惑星）	10個の天体の配置から個々の個性や性格、能力をあらわす
サイン（星座）	12星座と天体の組み合わせで性質に分類したもの
アスペクト	2つ以上の天体と天体の角度から影響力が分かる
ハウス	12個に分割され場所やジャンル

ホロスコープの特性であるネイタルチャート（出生図）とトランジットチャート（経過図）を重ね合わせることで周囲からの影響力までも視えてきます。

天体が表す意味

西洋占星術で用いられる天体は【月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星】10個になります。

天体は人間が育ち学ぶ成長環境にリンクしていて、地球から近い天体は個人を作り、離れることで社会や時代といった広域に影響を与えます。

西洋占星術の天体は主体である自分自身に当てはまると分かりやすいです。

天体	年齢域	象徴	区分
月	0歳～	感情・内面・素の自分	個人
水星	7歳～	知識・学習	個人
金星	15歳～	愛情・調和	個人
太陽	24歳～	自己表現・エネルギー	個人
火星	34歳～	行動力・情熱	個人
木星	45歳～	拡大・進展	社会
土星	57歳～	制限・課題	社会
天王星	70歳～	変革・革新	時代
海王星	85歳～	目に映らない世界	時代
冥王星	死後	破壊と再生	時代

月

月は感受性や本能を示しています。リラックスしていて無意識に働くパターンを表しています。

太陽が昼の世界なら、月は夜の世界、目に映りにくい感情を示します。

水星

水星は人との関わり方、考え方、コミュニケーショの取り方など何かと繋ぐ役割に影響をします。

学習能力や技術の高さ、自分の存在を示すときに力を発揮します。

金星

金星は趣味や芸術、恋愛といった楽しむ要素が強く、どのようなものに興味を抱き、誰に愛情を注ぐといった個人の幸福感が分かります。

金星な綺麗や輝き表す象徴ですので芸術や文化を内面的な要因からセンスを発揮できます。

太陽

太陽は生涯の目標を模るシンボルで、その人の行動に関する根本に関わる部分が示されます。

自分の力や生命力、目的を果たすためには意思を自覚することが大切です。

火星

火星は男性的なエネルギーが強く活力や情熱といった活動的な意味を表します。

強く求めるがゆえにトラブルに巻き込まれるかもしれませんが、乗り越えることで大きな支持を得られます。

木星

木星は自身が生涯を通してやるべき目的や理想に近づくためのモチベーションが高まります。

やる気や行動力から幸運に向かい、寛大な気持ちが増えることで発展・拡大していく手段が見えてきます。

土星

土星は成長につながる制限や課題、忍耐が試されます。

自身が努力して苦手意識を克服することで生きるための大切な学びを教えてもらえます。

天王星

天王星は1つの天体に滞在する期間が7年もあり、その天体に及ぼす価値観は大きな革新をもたらし新たな未来を創ります。

飛躍的なアイデアから大きな成功を収めます。

時代の発展や象徴に影響することから精神面にも密接して、新たな潜在意識を呼び覚まします。

海王星

海王星は直感や目には見えないスピリチュアルを豊かにします。

現実力にかけ社会という枠組みを超えて人との繋がりも曖昧にして、精神世界にまで及ぼします。

冥王星

冥王星が示す破壊は新たなもの作り出すために古いもの壊す破壊です。

無意識なことネガティブなこと極限を超えて破壊と再生を繰り返し変容をもたらします。

個性が輝くサイン（星座）

12星座のことを西洋占星術ではサインと呼び、それぞれの性格や世界観を持った特徴を表しています。

太陽の通り道といわれる黄道を30度ずつ均等に12星座に分割して表しています。

サインは性格や心理的な動向を表しホロスコープを読む大事な判断材料になります。

サイン	特性	属性
牡羊座（おひつじ座）	行動力・リーダー	火
牡牛座（おうし座）	持続力・忍耐	土
双子座（ふたご座）	知性・柔軟性	風
蟹座（かに座）	感受性・育てる	水
獅子座（しし座）	創造力・自己表現	火
乙女座（おとめ座）	分析・柔軟性	土
天秤座（てんびん座）	調和・公平	風
蠍座（さそり座）	探究心・情熱	水
射手座（いて座）	自由主義・冒険	火
山羊座（やぎ座）	真面目・野心	土
水瓶座（みずがめ座）	独創的・革命	風
魚座（うお座）	共感・愛	水

サイン（星座）に3つ以上の天体が集まりパワーを凝縮し特性を強くするオーバーロードといった読み解き方などサインにも捉え方は様々あります。

それでは12星座であるサインの特性や性格を詳しく解説していきます。

牡羊座（おひつじ座）

何事も全力で思い立ったらすぐに行動でき、強いリーダーシップから人を牽引していく力があります。

持続や継続するることに欠ける短期型タイプで結果を考えず走っていく面も持ち合わせています。

牡牛座（おうし座）

芯が強く安定思考、一つのことをマイペースで持続できるコツコツ努力タイプですが、冒険心が弱く苦手意識があります。

こだわりが強く、執着心を持った頑固な性格も持ち合わせています。

自分の信念から社会的な立場がついてくれば迷いわ無くなります。

双子座（ふたご座）

持ち前の柔軟性で周囲に愛されるコミュニケーション能力がたけており、同時進行で物事を進められる。

優れた知性を活かしてアンテナを多方面に張り情報を素早くキャッチして取り入れられるが、飽きっぽい惚れやすい性格も覗かせるます。

落ち着きがないと周囲からマイナス面で捉えられることもあります。

蟹座（かに座）

面倒見がよいので身内や仲間には愛情を注げるが、自分と関係ない外の人に興味がなく排他的な行動を伴います。

依存が強いので窮屈な人間関係に陥るリスクや個人で自由に活動できない一面もあります。

団体に所属できればBESTですが感謝されることや人との結びつきで満たされます。

獅子座（しし座）

自分の意思や目的を明確に持ち、考えたことを外に放出してしまい周囲を振る舞わす一面や、

自分が主役でポリシーを曲げることはなく、愛情や信頼も相手から要求するワガママに捉えられることもあります。

豪快なライフスタイルでお金も気前よく使い、友人や家族は守ろうと困難に負けない強さを持っています。

乙女座（おとめ座）

合理的で気配り上手に振る舞え、分析や観察力も長けてるので正しい判断を導き出せます。

見抜く力が強いせいか行動がとも合わないと批判的に見られることもあります。

献身的に奉仕する力は周囲に求められることで発揮できます。

天秤座（てんびん座）

どんな環境でも周りと適応できる調和性が高く、冷静に公平に判断できる能力が高ています。

人当たりがいいので良い顔だけ見えて誤解されることもありますが、要領よく協調性を発揮できます。

トラブルは深入りする前に避けようと防衛反応がでることもあります。

蠍座（さそり座）

鋭い洞察力で相性を見抜く力が強く、一緒に過ごすことで自分への可能性を広げようとします。

深入りして、独占すると放そうとせず執着心を生んでしまいます。

ミステリアスな一面や喜怒哀楽の表現をコントロールできると圧倒的な存在感を出せます。

射手座（いて座）

自由で前向きな性格から好奇心が強く、チャレンジ精神で極めようとします。

細かいことは考えず成り行きに任せて、すぐに冷めてしまうこともあります。

自分のポリシーがあり、周りの人との考え方が合わないと理解が得られないことも出てきます。

山羊座（やぎ座）

冷静沈着で実行力に長け、成功するまでやめないストイックな一面があります。

基本を大切にするあまり、変化に対して臆病で保守的な一面も持っています。

結果だけを重要視してプロセスを無視するので良からぬ方向へいくこともあります。

水瓶座（みずがめ座）

独特の価値観から生み出される常識は世間から認められないこともしばしばありますが、

相手の立場や肩書に媚びることなく新しい目線で表現できる強い意思があります。

行動力の高さから周りを巻きこみ、客観的な視野で冷静に物事を進められます。

魚座（うお座）

相手の立場になり考えられる慈愛に満ちた優しい縁の下の力持ちです。

困ってる人がいたら手を指し伸ばせる精神的な価値観強く、相手を広く受け入れれる感受性を持っています。

気難しく現実逃避する傾向もあり敵を作りたくないと考える弱さもあります。

ハウスで分かるテーマ

ハウスは生まれた時間の太陽の位置を基準に1日を12分割して表し、第1ハウスから第12ハウスに分かれています。

どの天体がどのハウスに入ってることから特徴や場面、変化するタイミングまでも読み解けるようになっています。

ハウスを知れば知るほど西洋占星術の深みをを知り、具体的に細かく未来が視えます。

ハウス	意味
第1ハウス	自己・個性
第2ハウス	所有・才能
第3ハウス	知性・コミュニケーション
第4ハウス	環境・居場所
第5ハウス	創造・愛
第6ハウス	奉仕・労働
第7ハウス	対人関係・結婚
第8ハウス	継承・縁
第9ハウス	哲学・思想
第10ハウス	地位・達成
第11ハウス	仲間・未来
第12ハウス	神秘・潜在意識

１つのハウスに3つ以上の天体が集まり凝縮したパワーを発揮するステリウムという捉え方もあります。

ハウスを区分わけした【アンギュラー・サクシデント・カデント】という名称があり、分類することで解釈を深めるために用いられます。

アスペクト

アスペクトはホロスコープで2つ以上の天体の位置関係を測る角度を表します。

アスペクトを解読することで何かが起こっても対応できる生き方や価値観が分かります。

サインやハウスでは読み解きにくい行動パターンが視えてきます。

ホロスコープを使って読むときに重要視されるメジャーアスペクト【0度・60度・90度・120度・150度・180度】です。

メジャーアスペクトの中でハードアスペクト・ソフトアスペクトに分類されます。

ハードアスペクトは不合理・刺激的など不安や心配で安定しないことを意味して、ソフトアスペクトは協調や平和を表します。

メジャーアスペクト	意味
0度（コンジャクション）	強調され主張が強く	ハードアスペクト
60度（セクスタイル）	なごみ調和される	ソフトアスペクト
90度（スクエア）	衝突して不安定	ハードアスペクト
120度（トライン）	スムーズに調和	ソフトアスペクト
150度（インコンジャクト）	複雑な葛藤	ハードアスペクト
180度（オポジション）	緊張から対立	ハードアスペクト

ソフトアスペクトもハードアスペクトの違いを理解することで深く解釈ができます。

メジャーアスペクト以外にもマイナーアスペクト（30度・45度・72度・144度・135度・165度）や3つの天体を結び複合アスペクトなど読み解き方は多数あります。

また、天体と天体を結ぶ角度が正確でなくてもオーブ（許容範囲）が決められており

アスペクトにもよりますが約6度前後の誤差も認めてらています。

まとめ

西洋占星術のホロスコープは細かい意味を理解するより、基本的な枠組みを把握することで行動パターンで状況を捉えられます。

毎回異なる新月や満月のテーマも自分なりに解釈できればさらに細かい意味をもたらし面白さも増します。

西洋占星術は目には映らない世界を覗けるツールで、内面や外面の影響まで考えられ向き合えます。

そういった色々な角度や枠組みから読み解けるので西洋占星術の的中率が高いと言われる所以かもしれません。

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