干支ごとの守護神を祀る「言社」があることで知られる下鴨神社(しもがもじんじゃ)をご存知でしょうか?
午年(うま年)にあたる2026年に向けて、下鴨神社が金運のご利益を求める人々の注目を集めつつあるようです。
また下鴨神社は、占い師のゲッターズ飯田さんが「開運神社」として推薦したことでも話題を集めています。
- 下鴨神社の「言社」って何?
- 午年に下鴨神社が注目されるのはなぜ?
- 金運が上がる下鴨神社の見どころは?
- 人気占い師、ゲッターズ飯田さんの開運法?
など、他にも気になることがたくさんありますよね。
そこで今回は、2026年に参拝すべき下鴨神社の魅力について詳しく解説します。
世界遺産である下鴨神社、境内を囲む糺の森「ただすのもり」は原生林で良い気を浴びれるパワースポットとして人気です。
干支別に開運祈願!下鴨神社の「言社」とは?

下鴨神社の境内にある7つの言社(ことしゃ)について解説します。
言社は通称:大国さんと愛称で呼ばれ働きにより違う十二支が祀られているお社です。
言社は干支ごとに祈願ができる特別な社で、2026年の午年(うまどし)に注目が集まっています。
それぞれの社に込められた意味や巡り方を知ることで、より深いご利益を受け取れるでしょう。
言社とは?七つの社に宿る大国主命の別名
言社(ことしゃ)とは、下鴨神社の境内に並ぶ七つの小さなお社の総称です。
それぞれに祀られているのは、出雲の神として知られる大国主命の七つの別名。
別名 | 守護する干支 | 概要 |
---|---|---|
大物主神 | うし年・いのしし年 | 多くの精霊の主である神様 |
大国主神 | ねずみ年 | 国を治める力を持った神様 |
大国魂神 | へび年・ひつじ年 | 日本国の魂を神格化した神様 |
顕国魂神 | うま年 | 現在の日本国を守っている神様 |
志固男神 | うさぎ年・とり年 | 日本を納める威力を持った神様 |
大己貴神 | とら年・いぬ年 | 功績が多く有名な神様 |
八千矛神 | たつ年・さる年 | 八千本もの矛を持つ武威の神様 |
この七つの名には、それぞれ異なる役割やご神徳があり、十二支の生まれ年に対応する干支の守護神として信仰されています。
たとえば、2026年の午年(うまどし)を守護するのは「顕国魂神」と呼ばれる神様です。
自分の干支はどこ?言社の位置と巡り方
言社は、下鴨神社(しもがもじんじゃ)の東西両本殿の前に建立された七つの社で、中門をくぐった先の神聖な空間に位置しています。
配置は特徴的で、正面に一言社の二社が横に並び、右手に二言社の二社、左手に三言社の三社が縦に並んでいます。
一言社 | へび年・ひつじ年・うま年 |
二言社 | うし年・いのしし年・ねずみ年 |
三言社 | うさぎ年・とり年・とら年・いぬ年・たつ年・さる年 |
それぞれの社には十二支が割り振られており、自分の干支の守護神を探してお参りするのが基本。
まず自分の干支に該当する社に祈願したあとで他の干支も順に巡れば、より大きな開運の流れを引き寄せられるでしょう。
言社で人気の干支祈願祭
下鴨神社(しもがもじんじゃ)では、毎年10月の第3日曜日に「えと祈願祭(繁昌大国秋祭)」が行われ、五穀豊穣や商売繁盛を願う人々で賑わいます。
この祭りでは、大国主命の七つの別名が祀られた言社にちなんで、干支ごとに玉串を捧げる神事が行われるのが特徴です。
とくに2026年の午年(うま年)は、顕国魂神への祈願が注目される年として、大勢の参拝者が訪れることが見込まれます。
2026年の午年に下鴨神社が注目される理由とは?

2026年の干支である午年(うま年)に下鴨神社(しもがもじんじゃ)が注目される理由について解説します。
干支にちなんだ信仰や、期間限定の特別なご利益を求めて、2026年は多くの人が下鴨神社を訪れると予想されています。
十二支と深く結びつく神様への祈願は、自分自身の節目を迎えるうえで、大きな後押しとなるでしょう。
午年(うま年)の強力なご利益を授かれるから

2026年の午年に下鴨神社(しもがもじんじゃ)が注目されるのは、午年(うま年)の強力なご利益を授かれるからです。
言社に祀られている顕国魂神は、午年を守護する神様。
「国を明らかにする魂」という意味を持ち、挑戦や飛躍といった前進エネルギーを授けてくれる神様だとされています。
午年生まれの人はもちろん、これから人生の転機を迎える人にも、2026年の参拝は運気を好転させる大きなきっかけとなるでしょう。
馬にちなんだ神事が多い

下鴨神社(しもがもじんじゃ)は、古くから「馬」にまつわる神事が受け継がれている神社として、午年(うま年)との結びつきが強いことで知られています。
- 賀茂祭(葵祭)
- 御蔭祭
- 古武道奉納
- 流鏑馬神事
毎年5月3日に行われる流鏑馬神事は、葵祭の前儀で行われる伝統行事は迫力満点です。
杉板の的を馬上から鏑矢で射抜く様子は、「無病息災・五穀豊穣・災厄除け」を祈る儀式として人々に親しまれてきました。
射手が矢を命中させた「当的」は縁起物として授与されることもあり、開運の象徴とされています。
午年にこのような神事を持つ下鴨神社を訪れることで、躍動感あふれる前進の力を授かると信じる人が多いのも頷けます。
場所 | 糺の森の馬場 |
一般の見学 | 可能 |
観覧 | 無料(一部有料席有) |
ゲッターズ飯田推薦!下鴨神社で金運を上げる方法

ここでは、人気占い師であるゲッターズ飯田さんが推薦する下鴨神社(しもがもじんじゃ)の金運アップ法をご紹介します。
公式X(旧Twitter)でも、ゲッターズ飯田さんは下鴨神社への信頼と開運力を語っていました。
今年1番運気のいい神社の鹿島神宮に行きました。関東は鹿島神宮、関西なら下鴨神社がおすすめです。
引用:X-@getters_iida ゲッターズ飯田
またラジオでも「下鴨神社が一番すごい」と語っていたゲッターズさん。
さらにゲッターズ飯田さんは、著書「幸せ舞い込む! あなたの開運神社」の上級編で、開運体質を維持する参拝習慣を紹介しています。
単に「運が良くなる」といった表面的な紹介ではなく、実際に運気を高めるための具体的な参拝の仕方にも触れているのが特徴です。
ただ何となくお参りするのではなく、開運を意識した行動を心がけることでさらなるご利益が得られるでしょう。
定期的な参拝を継続する
ゲッターズ飯田さんは、一度きりではなく定期的に神社に通うことで、より深い気づきや神様とのご縁が生まれると述べています。
何度も訪れることで境内の空気に慣れ、自然と心が落ち着いていくのを感じる人も多いようです。
神社という静かな空間は、忙しい日常からいったん離れて、自分の軸を整えるのにぴったりな場所だといえるでしょう。
気負わず、ありのままの自分で参拝を続けることが、結果的に運気の土台を整えることにつながる
定期的にお参りを継続することで、不思議と前向きな流れやご縁が引き寄せられるようになっていくはずです。
神様の気を感じる時間を持つ

金運を引き寄せるためには、ただお願いをするのではなく、神様のスピリチュアルな気配を感じる「静かな時間」が必要です。
ゲッターズ飯田さんは、参拝後に境内でリラックスして過ごすことで、神様との距離が近づくと語っています。
木漏れ日の中で鳥の声に耳を傾けながら深呼吸し、心を開いてみましょう。
そうした感覚を大切にすることで、金運をはじめとしたさまざまなご利益が、自然とあなたに流れ込んでくるはずです。
「祈願・お祓い・感謝」を意識する
金運を高めるには、一度の参拝でご利益を得ようとするのではなく「祈る→お祓い→感謝する」というサイクルを継続することが大切です。
- 願いを祈願する
- 災厄を祓い清める
- 神様に生かされてることを感謝
ゲッターズ飯田さんは、願いが叶う前も後も変わらず神社に通い、神様との絆を深めることが運気の土台になると述べていました。
下鴨神社(しもがもじんじゃ)では、節目のお祓いや定期的な参拝が自然とできる環境が整っています。
このような信仰のサイクルを続けることで、神様とのご縁が強まり、金運上昇が期待できるでしょう。
長期的な運の流れをつくるには、神様との関係を「育てる」意識が欠かせません。
金運が上がる!下鴨神社の見どころ3選

下鴨神社(しもがもじんじゃ)の中でも特に金運アップにご利益があるとされる見どころを3つご紹介します。
静かな森に囲まれたこの神社には、「金運・縁結び・浄化」のエネルギーが満ちており、訪れるだけで気が整うと言われています。
2026年の午年(うま年)の参拝時にぜひ立ち寄っておきたい場所ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
相生社(あいおいのやしろ)

縁結びのご利益で知られる下鴨神社(しもがもじんじゃ)の相生社は、宇宙の創造エネルギーを司る「産霊神」を祀る神聖な場所です。
「相生=めでたい」とされる語源にもなったといわれるこの場所には、恋愛・仕事・金運を含む良縁を求める人々が全国から訪れます。
本殿に向かう途中にあるこぢんまりとした社ですが、縁を求める多くの参拝者が後を絶ちません。
最近では「円=縁」と読み替えて、金運アップの祈願をする人も増えており、2026年の午年(うま年)には例年以上に注目を集めそうです。
御手洗池(みたらいいけ)

御手洗池は古くから心身の禊の場として知られ、金運を含むあらゆる運気をリセットする力があるとされています。
特に「土用の丑の日」の前後に行われる「足つけ神事」では、冷たい御神水に足をひたすことで罪やけがれを祓い、運気の浄化を願う人々で賑わいます。
平安時代の貴族たちも季節の節目にこの池で禊を行っていたと伝えられ、御手洗池は長い歴史の中で「浄化と再生」の象徴となったのです。
連理の賢木(れんりのさかき)

下鴨神社(しもがもじんじゃ)の相生社のすぐそばに立つ連理の賢木は、縁結びと金運上昇のご利益を宿す特別なご神木です。
2本の木が自然に1本へとつながった姿は「結び」の象徴とされ、恋愛や人間関係だけでなく、仕事やお金の流れも良くすると言われています。
この木の根元には小さな子どもの木も芽生えており、その姿は新たな繁栄や幸運の到来を感じさせてくれるでしょう。
すでに4代目となるこのご神木は、枯れると不思議と糺の森の中に次の木が現れるとされる「京の七不思議」のひとつなのだとか。
2026年の午年(うま年)に金運アップを目指すなら、連理の賢木の前でそっと願いを込めてみてください。
下鴨神社の開運エピソード【体験談】

実際に下鴨神社(しもがもじんじゃ)を参拝した人たちの開運エピソードを紹介します。
リアルな開運エピソードや体験談を見ていると、神社とのご縁が人生に思わぬ転機をもたらすこともあるのだと感じられるでしょう。
京都 下鴨神社〜有頂天家族のグッズとか色々置いてあった。 縁結び祈願に毎年行ってたらご利益あった。
引用:X-@kazakura_itaru
ありがとうございます! 素敵な方でした! 下鴨神社です。縁結びの帰りに出会いがあったので、ご利益はとてもあると思います!
引用:X-@kato_Smoothie
糺の森から差し込む光が心を落ち着けて、独特の神聖な空気が漂っているのを感じます。身のまわりに溢れる小さな幸運を見つけられるようになりました。
引用:Google map 下鴨神社
開運エピソードを調査したところ、下鴨神社では縁結びのご利益があったという声がありました。
2026年の午年(うま年)という節目には、リアルな体験談が多い下鴨神社への参拝がおすすめです。
下鴨神社の基本情報
下鴨神社(しもがもじんじゃ)は、正式名称を賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といい、京都で最も古い神社のひとつとして知られています。
世界遺産に登録されており、境内を囲む「糺の森」は京都の自然信仰を今に伝える貴重な原生林でしょう。
国宝である東西両本殿をはじめ、53棟の社殿や文化財指定の井戸など、歴史的価値の高い建築物が数多く残されています。
特に干支と結びついた「言社」や季節ごとの神事は人気が高く、2026年の午年(うま年)には開運祈願の場として注目されるでしょう。
公式サイト | https://www.shimogamo-jinja.or.jp/ |
住所 | 京都府京都市左京区下鴨泉川町59 |
電話番号 | 075-781-0010 |
参拝時間 | 6:00~17:00 |
アクセス | 京阪出町柳駅から徒歩12分 |
駐車場 | 有料:150台 30分:200円 ※繁忙期:1時間600円 |
まとめ

今回は、2026年の午年(うま年)に向けて注目される下鴨神社(しもがもじんじゃ)の魅力についてご紹介しました。
- 下鴨神社には干支ごとの守護神を祀る「言社」がある
- 下鴨神社は、ゲッターズ飯田が薦める開運神社
- 参拝者からは多くの開運エピソードが寄せられている
干支や運気の節目を迎えるタイミングにこそ、下鴨神社のご利益を実感しやすいといえるでしょう。
2026年の午年(うま年)に大きく飛躍したい人は、ぜひ下鴨神社に参拝してくださいね。

神事のあとは舞楽や邦楽の奉納、福くじや模擬店もあり、華やかさとご利益の両方を楽しめる貴重な機会だといえるでしょう。